2019年7月16日

マレーシア留学1年目を振り返って(KDU大学)

投稿日: カテゴリー: ブログ
2018年7月にマレーシアのKDU大学へ送り出したトアさんが、今回一時帰国している際に、マレーシアの大学留学1年目が経過して今どのような留学生活を送っているのか伺ってみました。

【トアさんについて】
日本の高校の普通科を卒業。KDU大学の付属英語コース(ELC)にて英語を勉強し入学基準のIELTSスコアを取得。現在、KDU大学ホスピタリティ学部に在学中。

KDU大学の日本人学生アンバサダー。KDU大学に興味のある日本人の学生さんたちへの大学紹介や、新入生のお世話などをしています。

【KDU大学について】
KDU大学は、大企業が運営する教育部門の1つで、学部はホスピタリティ、ビジネス、コンピュータ、エンジニアリングなど幅広い学部を設けています。

メインキャンパスの設備は新しく、ホスピタリティやIT系学部のためのコンピュータルームなどの専門的な分野の設備も充実しています。また、海外の大学との提携も盛んに行われ、デュアルディグリーやツイニングプログラム、短期間の研修なども行っています。

日本人の学部生は2019年7月現在で4名が在学中。

大学学部準備のための英語コースは、オーストラリア資本でクアラルンプールの市街にもキャンパスを持つ英語学校(English Language Company<ELC>)が運営しています。


ここからはトアさんのレポートです

【マレーシア留学1年目を振り返って】

学校のロケーションがどこに行くにもGrab(配車サービス)を使わなければならない場所にあるため、授業が終わった後はどこかに出かけたいとは思わないので、家に帰ったり図書館へ行ったりして、勉強に集中できる環境です。土、日、祝日で友達と出かけたりしています。

学校の専攻科目のクラスは少人数制(私のクラスは17人)。授業形式は、先生がスライドを作るのでテストの時はそこのスライドから勉強しています。

私のホスピタリティ学部のクラスはマレーシアチャイニーズが多く、アラブ人、中国人、インド人などもいます。語学学校には、アラブ人、韓国人、タイ人、中国人など、いろいろな国の人がいます。

KDUで海外のいろいろな人と関わることによって、それぞれの文化や宗教上のタブーなどの知識を得ることができます。

 

【KDU大学と生活情報】

1.空港の入国審査
KDU大学に入学が決まって初めてマレーシアに入国する時には、入国審査エリアで大学のスタッフと待ち合わせて、入国審査エリアにあるオフィスに行きました。パスポートを渡してスタッフの隣で待っていただけで、特に問題なく入国できました。

2.寮に到着
空港出迎えのスタッフから寮のオフィスの人に引き継がれ、ランドリー、エアコン、バスルームの使い方の説明を受けました。周りの学生に、寮のランドリー汚いから隣の建物のランドリーに行った方がいいよ、と言われたけれど、両方とも同じくらいのレベルの清潔感で、まあまあきれいでした。ランドリーは基本的に防犯カメラが設置されていますが、自分の所持品を置いてその場を離れることになると思うので、盗難などを事前に防ぐためにも、洗濯が終わる頃にはランドリーに戻るようにする、といった注意はしておいた方がよいかもしれないです。

3.学校周辺の環境
近くにショッピングセンターがいくつかあり、イオンは車で10分、Sunwayピラミッドは車で20分程度の場所にあります。大学の徒歩圏内は賑やかではありませんが、レストランやフードコートなどがあり、落ち着いていて勉強に集中できる環境です。

4.オリエンテーション
大学のスタッフが皆とても親切で、ハンドブックを渡されたときに、ビザの更新のことや大学生活において読んで理解しておかなくてはならない重要な箇所を教えてくれて、とても助かりました。特にビザの更新は期間が決められているので、いくつかのカレンダーにすぐに書き留めておきました。

.英語学校について
全部で3レベル。英語学校の先生の国籍は、イギリスを含むヨーロッパ人、インド系マレーシア人。レベル分けテストは、作文、穴埋め、スピーキングテスト(個別Interview)。レベル別の授業の他に、全部のクラスがミックスしている授業があり、そこで別のレベルの人や同じ学部に入学予定の人たちとも出会えて友達になれました。

6.学部での出席の取り方
紙に自分でサインを書く形式です。少人数だから欠席して他の人にサインを頼むとバレます。

7.ホスピタリティ学部の海外研修
スイスのホスピタリティの学校への短期と長期の海外研修があり、希望者は参加できます。
2019年10月下旬にイタリア研修旅行があり、希望者は参加できるため、私も参加します。ワインやチーズなどの勉強やサーブの仕方やマナーの勉強をする予定です(10日間20万円ちょっと)。イタリアの研修旅行は今回のみで、来年はどこの国になるか分からないそうです。研修旅行は毎年行先が変わる可能性があるそうです。

8.現地でのビザの更新
1年毎にパスポートを大学に預け、ビザの更新があります。学校や年によって異なると思いますが、今回(2019年)のビザ更新手数料はRM658でした。ただ、今回は日本に帰国する予定があったため、帰国に間に合うかどうか心配だでしたが、学校が前もって準備をしっかりしてくれて、申請可能な初日にすぐに手続きをしてくれたので、パスポートの返却が間に合い、無事日本に帰国できました。

 9.4カ月半で寮を出てコンドミニアムへ引っ越し
寮はそれなりにきれいでしたが、外出中は冷房を切った状態になっているので、部屋に帰ってくると湿気が気になりました。

コンドミニアムを探すときは、タイ人の友人とサウジアラビアの友人の二人から不動産エージェントを紹介してもらい、両方のエージェントと会って感じの良い方を選んで、タイ人の友人が紹介してくれた方にお願いしました。大学のキャンパスのすぐ隣の建物(タワー)に住んでいます。1人部屋でRM1100(約3万円)。プール、ジムが完備。水道、電気代、Wi-Fiは別。24時間のセキュリティがいて、エレベーターもセキュリティがあり、カードキーが無いとエレベーターが動かないシステムです。玄関を入ると、内ドアが2つあり、1つは自分がいる1人部屋でもう1つは4人用のシェアルーム。1人部屋はスタジオルームで、キッチン、トイレ、シャワーが備わっています。私が契約しているコンドは最低契約期間は1年間です。

10.コンドミニアムの賃貸料の交渉
コンドミニアムの部屋の賃貸料は交渉してRM1200をRM1100にしてもらいました。最初はオーナーがRM1200で貸し出したい、と言っていましたが、タイ人の友人が同じタイプの部屋をRM1050で借りているため、不動産エージェントがオーナーと交渉してRM1100にしてくれました。基本的に、コンドミニアムを賃貸する場合は大屋さんとの交渉が可能な場合が多いようです。

11.日本から持って行ったもの
マレーシアに到着してから買いもにに行く時間がないといけないと思い、ベッドの一番下に敷くシートとブランケットは日本から持って行きました。寮に枕は用意されていませんでした。シャンプーやボディシャンプーなどは、現地で買い物に行くまでに必要な分だけを小さな容器で持って行った。現地のイオンで日本のブランドの製品を買うことができ、洗剤だとアタックやダウニーなどもあります。私はイオンの安いブランドの物を使っているけれど、ゴワゴワになったりすることなく普通に使えています。シャンプーやボディシャンプーも日本のブランドのものがありますが、日本で買うよりは高いです。

12.SIMカードについて
マレーシア到着後に購入したSIMカードがDigiだったので、そのままDigiを使っていて、1カ月RM30で5Gのプランに入っています。DigiのSIMカードの電話番号でいろいろ登録しているので、他の会社に変えてしまうと全て今まで使っていた電話番号を変えなくてはならないので、そのままDigiを使っています。SIMカードが5Gの契約なので、動画などは容量が大きくなるため、大学のWi-Fiで映画や動画をダウンロードして家で見ています。

13.交通手段
平日は出かけることがほとんどありませんが、週末にどこかへ行くときにはGrabや電車を使っています。

14.授業料や生活費の支払い
授業料はクレジットカードで支払っています。今回初めて授業料の支払いで限度額を超えたので、ネットで限度額を引き上げる手続きをして支払いをしました。生活では現金がメインで、クレジットカードでATMからキャッシングをして現金を使っています。

15.1カ月の生活費
家賃抜きで、食費、SIM、電気、水道、交通費で3万円くらい。家賃が3万円くらいなので合計6万円くらいです。

16.病院の利用
熱が出て病院にかかったことがあります。日本で加入していた海外留学保険を利用しました。保険会社に電話をして病院に予約を取ってもらってから病院へ行き、キャッシュレスで診察を受けることができました。

17.マレーシアにいる日本人留学生
ヘルプ大学、サンウエイ大学、テイラーズ大学に日本人留学生が多い印象です。
KDUの英語学校にも高校生や大学生が個人や団体で1カ月間くらい来たことがあります。
KDU大学の学部生の日本人は、ビジネス学部やホスピタリティ学部にいて、次の学期からマレーシアにある他の大学から編入してくる学生や今年高校を卒業した学生が来る予定です。


 

KDUは現在、日本人が少なめの大学ですが、これから日本人留学生が増えるのでは、と期待されている大学です。

学校の設備も新しく、留学生カウンセラーも親切で、教授も熱心な人が多い印象です。英語学校もオーストラリア資本の語学学校でクアラルンプール中心にもキャンパスを持つELCが主催しており、充実したカリキュラムが期待できます。また日本人が多すぎないため、海外に行って日本人以外の多くの人たちと交流を持ちたいと思っている学生には適した環境です。学校周辺は落ち着いていて特に遊ぶ誘惑もありませんので、勉強に集中しやすい環境でもあります。

マレーシアの大学進学を検討されている方でマレーシアの大学にキャンパス訪問される機会がある方は、一度KDU大学のキャンパスを訪問してみてはいかがでしょうか。